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白癬

白癬について、症状や治療法などを解説しています。

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頭部白癬とは

頭部白癬とは、別名シラクモと呼ばれるもので、白癬という真菌が原因で起こる皮膚疾患です。
 
あまり聞きなれなくて、想像しにくいかもしれませんが、ようは水虫と同じ菌が原因で発症します。
 
感染する患部が違うだけで、同じ菌が元となります。
 
頭部白癬菌に感染すると、患部は赤く腫れ上がったり、皮膚がはがれてしまうために、ふけが大量に止まらなくなります。
 
やはり、水虫と同じ菌なので痒みもあり、毛髪も抜けやすくなります。
 
ふけが増えたり痒みが増したり脱毛したりなどと、症状的にはバリエーションがありますが、素人目にはなかなか白癬菌に感染していると判断がつきません。
 
たんにふけが増えたとか、シャンプーの際にきちんと洗えていなかったのではなどと考えがちですが、この考えが頭部白癬の悪化する原因となります。
 
深刻に考えずにいつか治るだろうと放置して、症状が悪化しがちですが、もし思い当たる症状があれば一刻も早く皮膚科に行き、治療を始めることです。
 
皮膚科では、簡単に顕微鏡検査で頭部白癬かどうかがわかります。
 
早めの検査と、治療が鍵となってくるわけです。
 
こじらせてからでは、治りが遅く、また症状も深刻化してしまいます。
 
特に頭部白癬は、大人よりも子供がかかりやすい病気のため、なかなか症状を把握できず、放置してしまい、かきむしり患部が化膿したり、脱毛範囲が広がったりと、症状が悪化しがちです。
 
疑わしければ、早めの検査と治療をお勧めします。
 
 
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爪白癬の切り方

爪白癬の切り方は普通のつめの状態と違い、分厚く変形したり、ぼろぼろはがれてきたりして、通常のつめきりとは異なります。
 
なかなか切りにくく、自分で切るにも、他人が切るにも技術が必要です。
 
とくに、お年寄りの方を介護されているご家族の方は爪白癬をどのように切ればいいかわからない方も少なくありません。
 
正しい爪白癬の切り方をここでご紹介しましょう。
 
爪白癬で分厚く変形した爪の切り方は、普通の爪とは異なり巻き爪などにもなりやすくなっており、爪きりにも注意が必要です。
 
もし巻き爪になっている場合は、専用の爪きりニッパーなどを使用します。
 
ニッパーの刃先を入れ真横に少しづつ切るようにします。
 
指の腹で、皮膚を抑えながら切ると多少切りやすくなります。
 
角は最後に整えるようにします。
 
爪白癬の爪は弱く、ぼろぼろはがれてくる可能性があります。
 
切る時は指の腹で、押さえながら注意して切ってください。
 
なお大勢の人の間で、この専用ニッパーを使いまわすのは危険です。
 
感染が広まっていく恐れがあります。
 
きちんと殺菌消毒をしないと感染者が拡大します。
 
爪白癬がひどい厚みのある爪などには、エメリーボードで削る方がおすすめです。
 
さらにエメリーボードは、使い捨て出来ますので、衛生面でも安心ですね。
 
もし、間違った爪白癬の切り方をしてしまうと、よけいにぼろぼろと零れ落ちてきてしまい、化膿することや悪化してしまいがちです。
 
放置しておくと、爪白癬によって起こった巻爪が痛くなり、やはり正しいケアが、悪化させないもっとも一番なのです。
 

小水疱型足白癬とは

水虫の不快な症状、本当にとっても嫌ですね。
 
水虫の一種である、小水疱型足白癬といわれる水虫の症状は、強い痒みをともない、かさかさで皮膚がぼろぼろと剥がれ落ちる一般型の水虫とはまた、タイプが違っているのです。
 
では具体的には、小水疱型足白癬とはどのような症状なのでしょうか?
 
小水疱型足白癬は、初期症状では足の裏側の指付近や土踏まずなどの場所に小さな水ぶくれができる事が多いです。 
 
この際に一般の水虫のように激しいかゆみを伴います。
 
この水ぶくれが潰れると、透明無臭のねばねばっとした液体が出てきます。
 
つぶれた箇所は、また水ぶくれが出来る傾向が大きいようです。
 
こうなってくると、水ぶくれがどんどん大きくなる→乾燥して皮膚が茶色っぽく変色→水ぶくれがつぶれる→乾燥する→水ぶくれができる…を繰り返していきます。
 
とくに、水虫が好むといわれている、高温多湿の梅雨の季節や夏のはじめなどに、このサイクルが激しくなるようです。
 
気をつけないといけないのが、小水疱型足白癬とよく似ており間違えられる、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)です。 
 
掌蹠膿疱症は土踏まずを中心にして、左右対象に水ぶくれができます。
 
小水疱型足白癬と違って、真菌性の感染症でもないので、うつることもうつすこともなく、また痒みを伴うこともありません。
 
見分け方は、皮膚科に行き、皮膚の検査をすれば、白癬菌がいるのかどうかを、調べることができますのでおすすめです。 
 

異汗性湿疹とは

異汗性湿疹とは、季節の変わり目、とくに暖かくなってくる春や夏に症状が出始める病気です。
 
汗をかきやすい季節に多く発症する皮膚の病気です。
 
主に汗腺の多い手のひらや、指の先(爪の周り)と足の裏などに発症します。
 
発汗量が多い場合に、汗腺が詰まてしまい、そこに小さな水ぶくれができてしまいます。
 
最初は、そのような小さな水ぶくれと、強い痒みを伴います。
 
強い痒みを伴うために、どうしても掻いて水ぶくれを破いてしまい、ジュクジュクになりやすいです。
 
そのジュクジュクから、肌の調子が狂い、更なる水ぶくれやもっと強い痒みや痛みを招いたり、赤みを帯びた湿疹が広がりやすいのも特徴です。
 
このように、簡単に広範囲に広がったり、症状を繰り返すという、非常に症状が深刻化して悪化していく病気です。 
 
水ぶくれがくっついてしまい巨大な水ぶくれになる場合があります。
 
足の裏など指の先などに強烈な痒みと、皮膚のただれや赤みを伴った湿疹ということで、異汗性湿疹ではなく水虫として勘違いしてしまう場合もあります。
 
この場合、不安ならばすぐに皮膚科の病院に行くことです。
 
水虫は、白癬菌という名のカビの一種です。
 
こちらのほうは、病院で簡単に検査ができますので、症状に思い当たる方はまずは検査をおすすめします。
 
正しく病気を知ることと、早めの治療を心がけましょう。
 
病院で、処方される薬を早めに使用すればするほど、治りも早くなり、痒みからも開放されます。

白癬の概要

白癬とは、いわゆるカビ(真菌)の一種に感染して蔓延する皮膚病の一種です。
 
白癬というとピンとこないかもわかりませんが、水虫というとわかりやすいですよね。
 
同じ菌に感染して起こる病気ですが、部位によって名前が異なり、足白癬(あしはくせん)(足の水虫)、爪白癬(つめはくせん)(爪の水虫)、手白癬(てはくせん)(手の水虫)、体部白癬(たいぶはくせん)(ゼニたむし)、股部白癬(こぶはくせん)(いんきんたむし)、頭部白癬(とうぶはくせん)(しらくも)、ケルスス禿瘡(とくそう)などがあります。
 
皮膚科外来では、10~15%を占める比較的多い病気といえるでしょう。
 
症状は、かゆみや皮膚のめくれなどがありますが、まったくこういった症状のない白癬もありますので注意が必要です。
 
自覚症状がある場合は、すぐに皮膚科にかかり、治療をしないとどんどんと悪化していく恐れがあります。
 
また、白癬を防ぐことも重要です。
 
白癬は、高温、多湿などの環境因子、不潔、多汗などの皮膚の問題、長靴・安全靴の着用などの生活習慣です。 
 
プール、温泉、サウナ、岩盤浴などの大勢の人が素足で集まる公共の場所で、感染することが比較的多く、このような場所になるべく出入りしないことが最大の防御となります。
 
しかし、場合によっては行かざるを得ないこともあるでしょう。
 
その場合は、帰宅後に足を何度も石鹸で洗い落とすことが大切です。
 
通説では、24時間以内に感染した白癬は洗い流すことによって、簡単に防ぐことができると言われています。

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