感染するとなかなか完治しないわずらわしい水虫。
その症状には大変不快感を伴い、悩まされている方も少なくないはずです。
防げる手があるなら、是が非でも防ぎたいものですが、水虫の菌である白癬菌の感染経路とはどのようなものがあるのでしょうか?
白癬菌は、カビの一種のため、ほかのカビと同様に、高温多湿のじめじめした状態を好みます。
梅雨時から夏場にかけては、とくに白癬菌の活動が活発になります。
とくにこのような時期に、はだしで使用するような公共の場所である、プール、温泉、サウナ、岩盤浴などで白癬菌が感染しやすくなりますので注意が必要です。
いろんな人がはだしで使用する公共のものが、主な感染経路となります。
たとえば、マットや、スリッパ、タオルなどからも感染することがあります。
別の人が保有している白癬菌が、はだしの足から公共のマットなどに付着して、その後また別の人がそのマットを踏み、簡単に感染します。
ちなみに個人病院の外来などでは、公共のサンダルを共用することも多いと思いますが、これも白癬菌の感染経路となりますので、注意が必要です。
このような場所を、どうしても使用しなくてはいけない場合は、とにかくそのような公共のものを使用した後すぐに、触れてしまった部分を清潔に洗い落とします。
帰宅後に夜お風呂に入るときにも、もう一度洗い落とします。
この洗い方が、足りない場合は白癬菌の温床になってしまいますので、しっかりとした防御が必要です。
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