白癬は白癬菌が皮膚に感染したもので、足に感染することが多く、足に感染したものを足白癬と呼びます。足白癬は水虫と呼ばれることが多いものです。
白癬の予防方法では、白癬菌が皮膚に感染しないよう、日常生活で気をつけなければなりません。予防方法の基本は毎日の入浴、シャワーで、体をきちんと洗うことになります。白癬菌が皮膚に付着したとしても、皮膚に感染するには24時間以上かかります。そのため、毎日体をきちんと洗うことが重要です。
足に多い白癬の予防方法には、靴下を毎日履き替え、できれば靴も数足揃えて履き回すことが有効です。
垢などと一緒に皮膚から落下した白癬菌は数週間、感染力を持ち続けると言われています。このため、特に家族や同居者が足白癬にかかっている場合、または共同浴場など、不特定多数と皮膚に触れるものを共有する環境では、より入念な予防方法をとらねばなりません。
そのような場合は、感染者と肌に触れるものを分けたり、共同浴場から戻ったら足をすすぎ、しばらく乾燥させたり、危険度が高い場合は消毒用アルコールを含ませた布で足をぬぐうなどの予防策が有効です。
白癬菌とはカビの一種です。そのため、他のカビと同じように、高温多湿で、通気性の悪い場所を好みます。反対に弱点は日光、乾燥、風通しがよい場所、などになります。
基本的な予防方法をまとめると、毎日体を洗い、体をジメジメした環境に長時間おかず、体の通気性を高める、となります。
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