水虫には、なかなか治りにくいイメージがありますが、本当にそうなのでしょうか?
白癬菌は皮膚の深層にまで根深く根をおろしており、表面の白癬だけを薬剤などによって殺したとしても、その奥にはまだ白癬菌は根付いています。
ずっと外用薬を使いつづけて、かゆみや症状がなくなったからといって、すぐに薬を使うのをやめてはいけません。
すぐにまたぶり返すおそれがあります。
このようなことも、治らない、治療が長引くイメージがついてしまったものだと思われます。
また、さらには普通の白癬だと思っていたら、実は爪白癬だったということも考えられます。
爪白癬は、外用薬では治らず、病院で処方される内服薬でしか、効かないためずっと素人判断で外用薬を塗り続けて、あたりまえですがなかなか完治しないケースもあります。
また、白癬菌には、痒み止めのステロイド剤は、病状が更に悪化してしまうために、けっして使用してはいけません。
治らないばかりか、更なる悪化を迎えることになります。
その他の理由としては、自分では水虫だと思っていたら、カビなどが原因によるものだったということもありえます。
カビなどによるものが原因の場合は、真菌による白癬菌とまったく違うもののために、薬は根本的に効きません。
これを防ぐためには、早めに病院を受診して、検査をし症状を特定します。
その症状に合った薬を、処方してもらうことによって、白癬が治らないという理由はなくなります。
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