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白癬

白癬について、症状や治療法などを解説しています。

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白癬は感染する

白癬、と言われても、または見ても、なんだろう? と思われる方が多いと思います。
白癬とは感染症の一つで、その中で足白癬が一番有名だろうと思われます。
足白癬は一般的に水虫と呼ばれます。水虫と言われれば実感がわきやすいのではないでしょうか。
ですので、白癬が感染するのであれば、水虫は感染する、とも言えるわけです。
実際、同じ家庭であったり、同じ寮だったり、肌につけたり、肌に触れるものを共有する場所では、感染が起こりやすいと言えます。感染者が患部をある場所にこすりつけたりして、白癬の原因である白癬菌を含む垢などがその場所に付着し、無菌者がそれを皮膚につけることによって、感染は起こります。
白癬の症例は足が一番多いため、足ばかりが注目されがちですが、白癬菌は角質層のケラチンを栄養にして増殖するカビであるため、体の皮膚全てが感染対象と思って間違いありません。
このように恐ろしいイメージがある白癬ですが、予防はごくごく当たり前のことをしていれば大丈夫です。その予防法とは、毎日お風呂に入って体を洗う、というものです。皮膚に感染していない白癬菌は石けんなどできちんと洗うことで取り除くことができます。
白癬菌が皮膚に感染するには、丸一日かかると言われます。ですので、たとえ皮膚に白癬菌が付着しても、清潔にしていれば白癬に感染することはあまりないと言えるわけです。
例外としては、皮膚に傷などがあると、白癬菌の感染力が強まります。白癬に感染しやすい皮膚状況で、近くに感染者がいる場合は、より体を清潔にし、感染者とマットやスリッパ、体重計などは共有するのは避けた方がよいでしょう。
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白癬の治療期間

白癬とは、足の水虫に代表される、白癬菌による感染症を指します。
白癬は、症状が進行していくため、どの程度の症状で治療を始めるかで、治療期間は大きく異なります。
一般的に、ごく初期の白癬でも、数ヶ月の治療期間が必要と言われています。これは、例え白癬が完治したように見えても、身の回りのものに付いた白癬菌を含む垢などが原因となり、再発する可能性が高いからです。
爪白癬になると二年以上の治療期間が必要と言われることもあります。
爪白癬は、その多くが足白癬(水虫)から症状が悪化したものです。白癬菌が爪の中に入り込み、爪が変色したり、表面の光沢がなくなり、デコボコとしたり、爪が変形したりすることもあります。
爪白癬の治療には内服薬が使われます。外用薬では菌まで有効成分が届かず、効果がないからです。
足白癬から、爪白癬になった場合、足白癬が治ったとしても、爪白癬が完治するまで治療を継続しなければなりません。体に他の白癬ができている場合も同様で、体の全ての白癬が完治するまで治療は行われなければなりません。
体に白癬がある限り、そこからの老廃物などから、完治した場所が再び白癬に感染する可能性があります。
また、身近な人に白癬をうつす可能性もあります。白癬の治療は根気強く、粘り強く続けていかなければなりません。
患部から剥がれ落ちたりした白癬菌は数週間、感染力を保ち続けるといわれています。そのため、体中の白癬が完治した、と感じても一ヶ月以上は治療を続けたほうがよいでしょう。

白癬の症状

白癬とは、水虫に代表される、白癬菌による感染症です。どのような症状があるのでしょうか。
まず、患者が一番多いのが、やはり、水虫、足白癬と呼ばれるものです。白癬患者全体の60%から70%が足白癬と言われています。足白癬には大きく分けると、三つの症状があります。
一つ目が趾間型(しかんがた)と呼ばれるものです。指の間などが赤く炎症を起こし、皮膚がふやけたり、ただれたりします。水虫の中で多い症状です。二つ目は小水疱型(しょうすいほうがた)と呼ばれるものです。皮膚の中に小さな液体の塊ができます。薄皮がむける症状になる方もいます。三つ目は角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)と呼ばれるものです。前の二つは激しいかゆみを伴うのが普通ですが、この症状はかゆみはないことが多いです。足の裏など、皮膚の硬く厚い部分が更に硬く厚くなり、垢が落ちるようにボロボロと皮がはがれていきます。硬くなった結果、あかぎれのように皮膚がひび割れることもあります。
足白癬を放置しておいた場合に起きることがあるのが、爪水虫です。ほとんどの場合、足の白癬菌が徐々に足の爪の中に増殖していって起きます。爪の透明度はなくなり、もろくなり、見た目も悪くなります。
その他、体部白癬では、赤い小さなできものから円形に広がっていきます。かゆみがあり、体のほとんどの部分で起こる可能性があります。また、いんきんたむし、と呼ばれる股間部の白癬もあります。赤い膨らみができ、激しいかゆみがあります。かゆみはないことが多いですが、頭部白癬というものもあります。頭皮の炎症が起こり、髪の毛が抜けていきます。

白癬の予防方法

白癬は白癬菌が皮膚に感染したもので、足に感染することが多く、足に感染したものを足白癬と呼びます。足白癬は水虫と呼ばれることが多いものです。
白癬の予防方法では、白癬菌が皮膚に感染しないよう、日常生活で気をつけなければなりません。予防方法の基本は毎日の入浴、シャワーで、体をきちんと洗うことになります。白癬菌が皮膚に付着したとしても、皮膚に感染するには24時間以上かかります。そのため、毎日体をきちんと洗うことが重要です。
足に多い白癬の予防方法には、靴下を毎日履き替え、できれば靴も数足揃えて履き回すことが有効です。
垢などと一緒に皮膚から落下した白癬菌は数週間、感染力を持ち続けると言われています。このため、特に家族や同居者が足白癬にかかっている場合、または共同浴場など、不特定多数と皮膚に触れるものを共有する環境では、より入念な予防方法をとらねばなりません。
そのような場合は、感染者と肌に触れるものを分けたり、共同浴場から戻ったら足をすすぎ、しばらく乾燥させたり、危険度が高い場合は消毒用アルコールを含ませた布で足をぬぐうなどの予防策が有効です。
白癬菌とはカビの一種です。そのため、他のカビと同じように、高温多湿で、通気性の悪い場所を好みます。反対に弱点は日光、乾燥、風通しがよい場所、などになります。
基本的な予防方法をまとめると、毎日体を洗い、体をジメジメした環境に長時間おかず、体の通気性を高める、となります。

白癬の治療

白癬とは白癬菌が体のどこかに感染してかかる感染症です。有名なものでは、水虫が白癬の一種です。水虫に罹ったことがある方は身にしみて分かると思われますが、白癬は治りにくく、やっかいな感染症です。
白癬を治療するには、自分の症状が白癬と認識しなければなりません。症状の多くはかゆみを伴い、円形の赤い炎症ができます。円内部は炎症がそれほどひどくないのが特徴です。
自分の症状が白癬ではないか、という場合は、皮膚科に行ってみるのが治療への近道でしょう。皮膚科では、見た目の症状がどれほど白癬としか思えなくても、患部を削り、顕微鏡での検査が行われます。
この検査によって、白癬菌が確認されると、白癬と断定されます。
治療に使う薬には、塗り薬と飲み薬があります。塗り薬は患部に塗るものです。ですがそれゆえ、塗り忘れ、塗り残し、などがあり、また、爪の中に入り込んだ爪水虫などにはあまり効果がありません。飲み薬は体の内部から、白癬菌を退治していきます。飲み合わせなどがありますが、飲み薬も白癬の有効な治療薬です。
信頼できる皮膚科医に薬を処方してもらったら、あとは自分でできるだけ菌を繁殖させないよう、気をつけなければなりません。白癬菌とはカビの一種です。そのため、高温多湿を好む性質があります。患部をこのような状態にさらすのはできるだけ避けるようにしましょう。
また、体や身の回りのものに少しでも菌が残っていると、症状がなくなったように見えても、再感染の恐れがあります。完治したと思った時点から、しばらくは治療を続けましょう。

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