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白癬

白癬について、症状や治療法などを解説しています。

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白癬のかゆみ

白癬とは白癬菌が皮膚に感染した状態を指します。白癬菌とはカビの一種で、白癬菌が足に感染したものを足白癬と呼びます。足白癬は水虫の名前でおなじみのものです。
水虫と聞いて、かゆみとの連想が容易になった方も多いでしょう。テレビCMなどでも、大げさに足を掻きむしっているものがありますし、公衆浴場や職場、あるいは家庭で、CMと同じように悲痛な顔をして足をかいている方を見かけることもあると思います。
しかし、白癬菌は皮膚の角質層にある、ケラチンというタンパク質を栄養にして増殖するため、皮膚のあるところであれば、どこでも白癬に感染する可能性があります。そして、白癬菌にも、種類があります。
意外なことに、白癬菌が角質層に感染しても、かゆみは感じません。白癬菌が皮膚の中で、角質層の内部にある顆粒層などに菌糸を伸ばし、炎症を起こしたとき、激しいかゆみを感じることになります。
数ある白癬菌の中には、この症状が起きないものもあります。また、爪白癬では、爪自体にケラチンが含まれているため、白癬に感染しますが、爪には知覚神経がないため、爪白癬自体ではかゆみを感じません。
ですが、白癬菌を放置しておくと、白癬菌の感染が拡大していきます。それだけではなく、身近にいる人まで白癬を引き起こすことになりかねません。また、白癬菌は感染力は弱いですが、いったん感染すると、治療が長期になりがちです。
皮膚のトラブルで、原因のわからないものは早急に改善して欲しい症状がなくても、皮膚科で診てもらうようにしましょう。
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汗疱性白癬とは

汗疱性白癬とは、「かんぽうせいはくせん」と読みます。白癬とは、白癬菌による感染症を指します。汗疱とは、皮膚の中にできるごま粒大の水疱を指します。
白癬の代表的なものは足白癬と呼ばれ、一般的には水虫と呼ばれます。白癬は皮膚の角質層のケラチンを栄養に増殖するため、体のどこでも白癬に感染すると言えます。白癬は患部によって、様々に呼ばれます。例えば、足であれば、足白癬、水虫といった具合です。
汗疱性白癬とは、体の部位ではなく、症状で白癬を表したものです。
また、汗疱性白癬というものがある一方で、単に汗疱という病気も存在します。手のひら、手足の指、足の裏や足の側面などに水疱ができる病気です。かゆみはない場合とある場合があり、この水疱ができる原因は未だに明らかになっていません。
汗疱性白癬は水疱ができて、多くの場合、かゆみをともないます。このため、水泡ができた場合は、皮膚科医の診断をあおぐことになります。
見た目の症状は似ていますが、治療薬が異なります。汗疱であれば、ステロイド軟膏、尿素入りの軟膏が有効です。汗疱性白癬の場合は白癬のための治療が行われます。また、汗疱は伝染しませんが、汗疱性白癬は伝染します。
以上のことからも、自分の手足に水疱ができたときはかゆみの有無に関わらず、皮膚科医の診療を受けた方がいいと言えるでしょう。症状の原因を明らかにし、適切な治療を受けるのは、自分自身だけでなく、家族や同居者にとっても有益なことです

白癬菌の大きさ

白癬菌とは糸状のカビです。このカビが感染するのは皮膚です。このカビが感染した皮膚の状態を白癬と呼びます。
白癬菌は皮膚の角質層にある、ケラチンを栄養源にして増殖するため、体のほとんどの場所に白癬菌は感染する可能性があります。爪にも硬ケラチンと呼ばれるものが存在するため、白癬菌が感染します。これを爪白癬と呼びます。足に白癬菌が感染したものを、足白癬と呼びます。よく、水虫と呼ばれているものがこれにあたります。
白癬菌はカビのため、菌糸を伸ばして勢力を拡大します。そのため、大きさを正確に表すことは難しいと言えます。
白癬菌の大きさは菌糸の太さで表されることが多く、その大きさはおおよそ、5μm(マイクロメートル)といわれています。1マイクロメートルは1メートルの10のマイナス六乗です。5μmは一版的な髪の毛の約20分の1といわれています。
あまり実感のわかない数字や比較かもしれません。皮膚科医が白癬菌の診断をする場合は患者の患部から、皮膚の破片や爪の欠片を少しだけ削り取ります。それを倍率100倍ほどの顕微鏡で観察します。この検査で白癬菌が発見されれば、白癬と断定されます。つまり、白癬菌を100倍ほど大きくすれば、肉眼で見える大きさになる、と言えるでしょう。
白癬菌は皮膚に付着した程度なら、24時間以内であれば石けんなどで洗い落とせる、と言われています。こうしたことから、肉眼では見えない大きさですが、毎日きちんと体を洗っていれば、白癬菌をむやみに怖がる必要はないと言えると思います。

白癬が悪化する

白癬は長期にわたり、粘り強く治療していかなければなりません。
一つには、表面上は完治したように見えても、皮膚の中に少しでも白癬菌が残っていれば、再発するからです。また一つには、皮膚に白癬菌が全くなくなっても、白癬菌に感染した皮膚から落ちた垢などから再感染する可能性があるからです。
このように白癬が長期化し、悪化した場合に起こりやすい症例を二つご紹介します。
一つは爪白癬です。もう一つは角質増殖型水虫です。どちらも足白癬、すなわち一般に水虫と呼ばれる症状から、病状が進行したものです。
爪白癬は爪水虫とも呼ばれます。症状のごく初期では塗り薬で治癒が可能な場合もあります。しかし、悪化するにしたがって、爪の色が濁っていき、黄色から褐色へと変色していきます。また、爪の形も崩れてきます。爪の表面から、崩れた爪の組織がボロボロと剥がれ落ちていき、その中には白癬の原因である、白癬菌が含まれています。
爪白癬の治療では、内用薬が使われます。また、患者は5本指靴下を履き、頻繁に履き替えるなど、指を乾燥指せることが求められます。
角質増殖型水虫は一般の水虫のイメージとは違い、低温で乾燥した冬に症状が悪化します。
症状としては、かかとなどの皮膚が厚く、硬くなり、時にひび割れます。ある程度年齢を重ねられた方などは、年齢のせいで皮膚が乾燥しているのだと、治療をなおざりにする場合があります。しかし、こちらもごわごわした皮膚から剥がれ落ちる皮に、白癬菌が含まれています。
周りの方のためにも、悪化した白癬はきちんと治療することが重要です。

足白癬とは

足白癬とは、足に白癬が起こったものです。白癬とは、白癬菌による感染症を指します。一般的には足白癬は水虫と呼ばれることが多いようです。
白癬菌はカビの一種です。したがって高温多湿を好みます。つい最近まで、足白癬は男性に多く見られる症状でした。これは仕事場で、通気性のない靴を、長時間履いていたことが原因とあげられるでしょう。ですが、最近はファッションの変遷により、女性が季節を問わず、ブーツなど、足が蒸れやすい靴を履くことが多くなりました。このため、女性にも足白癬の症状を訴える方が増えてきました。
足白癬には様々な薬が市販されており、かなり効果の高いものもあるようです。特に女性では水虫を恥ずかしがり、皮膚科を避け、市販薬を選ぶ方も多いようです。しかし、足白癬の治療では、症状が確かに足白癬である、と皮膚科医に診断してもらい、症状にあった薬を処方してもらうのが治癒への近道です。
足白癬ではないか、と疑われる症状は、大きく三つあります。指の間など、蒸れやすいところが赤くただれたり、ふやけたようになる。小さな水ぶくれができたり、皮の一部分がはがれる。足の裏などの皮膚が硬く厚くなり、ボロボロ皮がはがれたり、ひび割れを起こす。
前者二つの症状には激しいかゆみを伴います。後者にはかゆみがないことが多く、見逃されがちです。
足白癬は治りにくく、治療が長期にわたることが多い感染症です。心当たりのある方は早めに治療を始めましょう。

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